kibaco(キバコ)レビュー|新阿蘇大橋を眺めて味わう、南阿蘇自然派ソフトの生ソフトとリボンソフト

kibaco(キバコ)レビュー|新阿蘇大橋を眺めて味わう、南阿蘇自然派ソフトの生ソフトとリボンソフト

南阿蘇自然派ソフトの2号店kibaco(キバコ)を訪問。新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュール内で味わう「南阿蘇の生ソフト」と名物「リボンソフト」を実際に食べ比べ、食感・甘さ・溶けにくさの違いを記録。朝9時からの営業や展望所からの新阿蘇大橋の眺めも紹介します。


目次
  1. 新阿蘇大橋を渡ってすぐの展望所「ヨ・ミュール」
  2. ヨ・ミュール内にある「kibaco(キバコ)」
  3. メニューは「南阿蘇の生ソフト」と「リボンソフト」
  4. 軽やかで後味のキレがある「南阿蘇の生ソフト」
  5. ソフトクリームと一緒に楽しみたい新阿蘇大橋の景色
  6. 朝9時から南阿蘇自然派ソフトを楽しめる
  7. 【2026年9月追記】名物「リボンソフト」を食べ比べてみた
  8. 次は本店にも行ってみたい
  9. 南阿蘇ドライブの小さな寄り道におすすめ
  10. 店舗情報
  11. 関連記事

南阿蘇の後藤コーヒーファームを訪れる前、少し寄り道をしました。

向かったのは、新阿蘇大橋を渡ってすぐの場所にある展望所、ヨ・ミュール。ここには、南阿蘇で親しまれている「南阿蘇自然派ソフト」の2号店、kibaco(キバコ) があります。

以前、後藤コーヒーファームの後藤さんに南阿蘇でおすすめのソフトクリームを伺ったところ、「南阿蘇自然派ソフト」を教えていただきました。そのときに、ヨ・ミュールの中に2号店があることも教えていただいていたので、今回の農園訪問前に立ち寄ってみることにしました。

※この記事は2026年8月の訪問記録に、2026年9月の再訪(リボンソフト)を追記したものです。価格・営業時間は変更される場合があります。

※後藤コーヒーファームは、観光地のような施設ではなく、後藤さんがコーヒーを栽培している農園です。この記事では、立ち寄った道中の目安として名前を挙げています。訪問を考えている方は、公式サイトで案内を確認し、事前に連絡してください。

新阿蘇大橋を背景に手に持った南阿蘇の生ソフト

新阿蘇大橋を眺めながら味わう、kibacoの南阿蘇の生ソフト

新阿蘇大橋を渡ってすぐの展望所「ヨ・ミュール」

熊本方面から南阿蘇へ向かい、新阿蘇大橋を渡ってすぐの場所にあるのが、新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュールです。

「ヨ・ミュール」という少し不思議な名前は、熊本弁で「よく見える」を意味する言葉から来ているそうです。名前のとおり、展望スペースからは新阿蘇大橋と深い谷、谷を流れる川、そして熊本方面へ広がる景色を眺めることができます。

駐車場は展望所側と、道路を挟んだ反対側の両方にあります。あわせて50台ほどと大型2台分が用意されており、トイレもあるため、南阿蘇へ向かう途中の休憩場所としてとても使いやすい場所です。なお、展望所側の駐車場は夜間は閉鎖されます。

この日は、後藤コーヒーファームを訪問する前の朝9時半ごろに到着しました。ヨ・ミュールから後藤コーヒーファームまでは、車でおよそ6分ほど。農園へ向かう前に少し寄り道するには、ちょうどよい距離でした。

南阿蘇の新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュールの外観

新阿蘇大橋を渡ってすぐの展望所、ヨ・ミュール

ヨ・ミュール内にある「kibaco(キバコ)」

kibacoは、ヨ・ミュールの建物の一角にあります。木のぬくもりを感じる建物に、青いkibacoの幕。南阿蘇らしい、明るくやさしい雰囲気のお店です。

kibacoがオープンしたのは2023年10月。本店の南阿蘇自然派ソフトは、オーナーが2002年にキッチンカーから始めたお店で、20年以上続く老舗です。本店ではソフトクリームとクレープを扱っていますが、こちらのkibacoはソフトクリーム専門店になります。

ヨ・ミュール内のソフトクリーム店kibacoの入口

ヨ・ミュール内にあるkibaco

お店の前や休憩所、展望所の裏にはベンチがあり、買ったソフトクリームを座って味わうこともできます(イートインスペースはありません)。支払いはPayPayなどのキャッシュレス決済にも対応していました。

kibacoの販売カウンター

木のカウンター越しに注文する小さなソフトクリーム店

メニューは「南阿蘇の生ソフト」と「リボンソフト」

この日のメニューは、主に2種類でした。

  • 南阿蘇の生ソフト 500円(表示価格)
  • 名物 リボンソフト 600円(表示価格)

コーンからカップへの変更もでき、追加のスプーンは1本10円とのことでした。

kibacoのメニュー表

南阿蘇の生ソフトと名物リボンソフトのメニュー

どちらも阿蘇産の牛乳を使った自社製のソフトクリームで、原料は同じとのこと。違いは、形と食感です。

「南阿蘇の生ソフト」は本店と同じ、熊本ソフトクリームグランプリ金賞を受賞したソフトクリーム。店頭の案内によると、阿蘇産の牛乳と自然の素材でシンプルに甘すぎない味に仕上げていて、牛乳が苦手な方のリピーターも多いそうです。

一方の「リボンソフト」は、名前のとおりリボンのフリルのようにふわっと重なった形が特徴。イタリア製の機械で作られ、溶けにくくてクリーミーな食感だと紹介されていました。見た目もかわいらしく、かなり気になりました。

ただ、今回は本店にもまだ行ったことがなかったため、まずは基本の味を知りたいと思い、南阿蘇の生ソフトを注文しました。

軽やかで後味のキレがある「南阿蘇の生ソフト」

ソフトクリームを受け取ったら、そのままヨ・ミュールの展望スペースへ。目の前には新阿蘇大橋。その向こうには南阿蘇の山々と、谷を流れる川。この景色の中で食べるソフトクリームは、それだけで少し特別に感じます。

南阿蘇の生ソフトを食べてまず感じたのは、軽やかでフレッシュな味わいでした。阿蘇産の牛乳を使っていることもあり、ミルクの風味はしっかり感じます。それでいて、重たさはありません。

印象的だったのは後味のキレのよさです。甘さが口の中に残らず、すっと引いていく。コーンもサクッとしていて、最後まで軽快に食べられました。

濃厚さを前面に出すタイプというより、南阿蘇の空気や景色と一緒にすっと楽しめるソフトクリーム。暑い日でも食べやすく、気づけばあっという間に食べ終えてしまいました。「もう少しゆっくり味わえばよかった」と思うくらい、自然に手が進むおいしさでした。

ソフトクリームと一緒に楽しみたい新阿蘇大橋の景色

kibacoに立ち寄ったら、ぜひソフトクリームだけでなく、ヨ・ミュールからの景色も楽しんでほしいと思います。

ヨ・ミュールから見た新阿蘇大橋の橋脚と谷

ヨ・ミュールから眺める新阿蘇大橋

展望所からは、巨大な橋脚で谷をまたぐ新阿蘇大橋を間近に見ることができます。新阿蘇大橋は、2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、元の場所から約600m下流に架けられた橋です。2021年3月に開通し、全長525m、最大橋脚高は97m。眼下に見下ろす谷の深さを知ると、目の前の橋脚の大きさがより実感できます。

そして、ここから見えるのは新阿蘇大橋だけではありません。阿蘇長陽大橋、そして南阿蘇鉄道の第一白川橋梁と、あわせて3つの橋を望むことができます。残念ながら3つを1枚の写真に収めることはできませんが、タイミングが合えば第一白川橋梁を渡る列車を見られるかもしれません。

第一白川橋梁は1927年に竣工した日本初の鋼製アーチ橋で、水面からレール面までの高さは約60m。熊本地震で被災して架け替えられ、2023年にほぼ同じ赤茶色のアーチとして復活しています。

新阿蘇大橋展望所から熊本方面を望む景色

谷の向こうに広がる南阿蘇と熊本方面の景色

反対側に目を向けると、谷の向こうに集落や田畑が広がり、さらに遠くには熊本方面の平野まで見渡せます。ソフトクリームを片手に、景色を眺めながら少し休憩する。南阿蘇のドライブ途中に、ちょうどよい寄り道でした。

朝9時から南阿蘇自然派ソフトを楽しめる

今回、kibacoに立ち寄ってよかったと思った理由の一つが、朝から営業していることです。

現在のInstagram表記では、kibacoの営業時間は9時〜17時。本店の南阿蘇自然派ソフトは10時半からの営業とのことだったので、今回のように朝の時間帯に南阿蘇へ向かう場合、ヨ・ミュールのkibacoはとてもありがたい存在です。

南阿蘇観光の前、農園訪問の前、あるいは新阿蘇大橋を渡ったあとの休憩に。営業時間は変更されることもあるため、訪問前には公式Instagramで最新情報を確認するのがおすすめです。

【2026年9月追記】名物「リボンソフト」を食べ比べてみた

2026年9月、再び後藤コーヒーファームへ向かう途中でkibacoに立ち寄り、今度は名物のリボンソフト(600円・表示価格)を注文しました。前回食べた南阿蘇の生ソフトと同じ原料でありながら、食感がまったく違うと聞いていたので、前回からずっと気になっていたメニューでした。

新阿蘇大橋を背景に手に持ったkibacoのリボンソフト

リボンのように重なった形が特徴のリボンソフト。この日も新阿蘇大橋を眺めながら

硬めでしっかりした食感

受け取ってまず感じたのは、ソフトクリーム自体が比較的硬く、しっかりしていることでした。スプーンを入れると、生ソフトよりも明確に手応えがあります。

この硬さが、あのリボンのフリルのような形を支えているのだと納得しました。お店の案内にあった「溶けにくい」という説明も、実際に持ってみるとよく分かります。細かく重なった形が崩れずに保たれているのは、生地そのものがしっかりしているからでした。

甘さは生ソフトと似ている

味の方向性は、前回の南阿蘇の生ソフトと共通しています。甘みの出方は生ソフトとよく似ていて、やはり甘すぎず、すっきりとした後味です。原料が同じというお店の説明どおりでした。

面白かったのは食感です。硬めに泡立てた生クリームのような質感で、そこにほんのりとチーズのようなコクを感じました。乳の風味が、生ソフトよりも少し濃く前に出てくる印象です。

生ソフトとの違いをまとめると

2つを食べ比べてみて、私なりに整理するとこうなりました。

南阿蘇の生ソフトリボンソフト
食感軽やか・なめらか硬めでしっかり
甘さ甘すぎず後味がキレる生ソフトと似た爽やかな甘さ
風味の印象フレッシュ感が強い泡立てた生クリーム+わずかなチーズ感
形の保ちやわらかく溶けやすい溶けにくくリボンの形が残る

言葉にするなら、生ソフトの爽やかな甘さに、チーズのようなコクと、泡立てた生クリーム、そして固めの生地が加わったものがリボンソフトでした。フレッシュさで選ぶなら生ソフト、食感の面白さと見た目で選ぶならリボンソフト。どちらが上ということではなく、性格の違う2つだと感じました。

暑い日に景色を眺めながらさっと食べるなら生ソフト、写真を撮りながらゆっくり味わうならリボンソフト。そんな選び方もできそうです。

次は本店にも行ってみたい

これで、kibacoの2つのメニューは両方味わうことができました。

残っているのは、後藤さんに最初に教えていただいた本店の南阿蘇自然派ソフトです。本店はヨ・ミュールから車で3分ほどの場所にあり、ソフトクリームだけでなくクレープも扱っているそうなので、はしごもできそうです。その本店にも、2026年10月に訪れることができました。

【2026年10月追記】 本店ではソフト入りクレープ「チョコチップ」を食べ、kibacoとの違い(景色・リボンソフトならkibaco、クレープ・トッピングなら本店)もまとめました。メニュー・注文方法・駐車場も紹介しています。

→ 南阿蘇「自然派ソフト」レビュー|ソフト入りクレープを実食、メニュー・駐車場も紹介

南阿蘇ドライブの小さな寄り道におすすめ

新阿蘇大橋を眺めながら食べる、軽やかで後味のよい南阿蘇の生ソフトと、硬めの食感が楽しい名物リボンソフト。朝9時から開いていて、駐車場もトイレもある。南阿蘇へ向かう途中にも、観光や農園訪問の帰りにも、ちょうどよく立ち寄れる場所でした。

このあと私は、車で6分ほどの後藤コーヒーファームへ向かいました。自分のコーヒーの木に会いに行く日の始まりに、阿蘇の牛乳のソフトクリームと橋の景色。南阿蘇という土地を味わうという意味では、農園訪問とひと続きの時間だったように思います。

南阿蘇を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

店舗情報

kibaco(南阿蘇自然派ソフト2号店)

項目内容
所在地新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール内(熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4368-1)
営業時間9時〜17時 ※現在の公式Instagramプロフィール表記に基づきます
駐車場展望所側/道路を挟んだ反対側の2か所(展望所側は夜間閉鎖)
支払い現金/キャッシュレス決済
公式Instagram@yomyuuru_shinasooohashi

メニュー例

  • 南阿蘇の生ソフト 500円(表示価格)
  • 名物 リボンソフト 600円(表示価格)

どちらも阿蘇産の牛乳を使った自社製ソフトクリームです。カップへの変更可、追加スプーンは1本10円。

※価格・メニュー・営業時間は2026年9月訪問時点のものです。訪問前に最新情報をご確認ください。

関連記事