コーヒーの木オーナーになった経緯

コーヒーの木オーナーになった経緯

40代会社員、自家焙煎好きがコーヒーの栽培まで踏み込んだきっかけとは。川上から関わりたいという思いが、一本の木との出会いにつながりました。


ある日、ふと気づいたら「このままでいいのか」と自問していました。40代会社員、学生の頃からコーヒーを愛飲してきた筋金入りのコーヒー好きです。

数年前から自家焙煎を細々と始めました。といっても専門店に対抗できるレベルではなく、自己消費か、気が向いた時に知人に贈る程度のもの。それでも豆を挽いて香りを楽しむ時間は、忙しい日常の中での数少ないリセットの時間でした。

そんな中、「コーヒーを川上から、つまり栽培から関わることはできないだろうか」とふと思ったのです。母の実家が農家だったこともあり、土を耕して何かを育てることへの憧れは昔からありました。コーヒー豆を自分で育てて、焙煎して、誰かに届ける。そんなイメージが頭の中で広がりはじめました。

ただ日本でコーヒー栽培は困難だろうと思いながら半信半疑でweb検索してみると、すぐにあるコーヒーファームがヒットしました。国産コーヒーといえば沖縄、というイメージしかなかった私には驚きでした。南阿蘇——意外と近い場所で、コーヒーが栽培されていたのです。さっそくサイトを調べてみると、オーナー制度があることを知りました。

(次回に続く)