南阿蘇「木の香湯(このかゆ)」日帰り温泉レビュー|阿蘇を望む露天風呂とサウナ

南阿蘇「木の香湯(このかゆ)」日帰り温泉レビュー|阿蘇を望む露天風呂とサウナ

2026年3月リニューアルオープンした南阿蘇の温泉「木の香湯」を日帰り入浴レビュー。阿蘇を望む露天風呂とサウナ、ナトリウム-硫酸塩温泉の泉質、料金やQR決済対応、館内設備まで現地レポート。


この記事でわかること

  • 2026年3月にリニューアルオープンした「木の香湯」の様子
  • 阿蘇を望む露天風呂とサウナの雰囲気
  • ナトリウム-硫酸塩温泉(傷の湯)という泉質のこと
  • 料金・支払い方法(QR決済対応)と手ぶら利用のしやすさ
  • 風呂上がりの館内設備(畳・漫画・テラス・売店)
  • 宿泊もできる「南阿蘇フィールドホテル」のこと

きっかけ — 農園のすぐ近くに、新しい温泉が

後藤コーヒーファームへ農園作業に通う中で、後藤さんから「近くに新しい温泉ができたよ」と教えていただきました。それが今回ご紹介する「木の香湯(このかゆ)」です。

2026年3月28日にリニューアルオープンした温泉施設です。じつはこの「木の香湯」、もともと南阿蘇村久木野の温泉として長年親しまれてきましたが、2016年の熊本地震で営業を休止していたとのこと。約10年の時を経て、新しい施設として生まれ変わりました。

農園で土と汗にまみれた後に、すぐ近くでひと風呂浴びられるというのは、これ以上ない贅沢です。さっそく日帰り入浴で立ち寄ってきました。

阿蘇を望むロケーション

施設は「南阿蘇フィールドホテル(Minamiaso Field Hotel - Spa & Resort)」の中にあり、日帰り温泉と宿泊の両方が利用できます。

駐車場に車を停めて施設に向かうと、目の前に阿蘇の山々が広がります。曇り空の日でしたが、それでも雄大な眺め。晴れた日はさらに気持ちが良さそうです。

敷地内には、トレーラーハウスのような円筒形のキャビンや、ドーム型のテント、ガラス張りのモダンな宿泊棟などが並んでいて、リゾート感のある造りになっています。

ASO Field Hotelのサインと阿蘇、Minamiasoの石積みサイン、円筒形キャビン、ドーム型テント宿泊棟

温泉 — 阿蘇を見渡す露天とサウナ

肝心のお風呂です。

館内は新しいだけあってとても綺麗で、清潔感があります。内湯はもちろん、露天風呂とサウナもあり、いずれも阿蘇山を見渡せる方向に造られているのが最高でした。

木の香湯の建物外観(夕暮れ)と入口の営業時間表示

湯船に浸かりながら、サウナで整いながら、阿蘇の景色を眺められる。温泉そのものの気持ちよさに、ロケーションの良さが加わって、ゆったりとした時間を過ごせました。

営業時間は7:00〜22:00(最終受付21:30)。朝風呂にも使えるのはうれしいポイントです。

泉質 — ナトリウム-硫酸塩温泉「傷の湯」

館内には泉質の分析表が掲示されていました。せっかくなので、どんなお湯なのか簡単にまとめておきます。

木の香湯の泉質は、ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性・中性・高温泉)。硫酸塩を多く含むお湯で、硫酸塩泉は古くから「傷の湯」、また「芒硝泉(ぼうしょうせん)」とも呼ばれてきた名湯です。

主な特徴を挙げると、次のようなものがあります。

  • 硫酸塩 + ナトリウムの組み合わせで血行を促進し、冷え性・肩こり・疲労回復に良いとされる
  • 中性ながらややアルカリ性寄りで、肌の角質をやわらかくし、湯上がりの肌ざわりをなめらかにする
  • 刺激が少なく、長湯しても比較的安心とされる

農作業で疲れた体をほぐすには、まさにうってつけの泉質でした。

なお、公式サイトによれば、このお湯は源泉掛け流しとのこと。阿蘇の山を借景にした天然温泉として紹介されています。実際に浸かってみても、肌あたりのやわらかい、気持ちのいいお湯でした。

浴室の表示では分かりにくいのですが、地元の方から伺ったところによると、内湯には熱めの湯とぬるめの湯の2種類があり、このうち熱めの湯が源泉掛け流しなのだそうです。一方、露天風呂は沸かしているとのこと。脱衣所に掲示されていた分析表にも加水や循環ろ過に関する記載があったので、「源泉掛け流しの湯船と、加温・循環の湯船が併設されている」と考えると、表示と実態がきれいに整理できます。源泉のお湯にこだわって入りたい方は、内湯の熱い方を選ぶとよさそうです。

※温泉の効能の感じ方には個人差があります。泉質の説明は施設掲示の分析表や公式サイトに基づく一般的なものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

料金と支払い — QR決済もOK、手ぶらでも安心

受付は券売機式です。利用区分は「一般」「村民」「ホテル宿泊」に分かれていて、画面で選んで購入します。

日帰り入浴料金は、一般大人750円、小学生550円、未就学児無料。シルバー(70歳以上)は550円、南阿蘇村民向けの割引料金も用意されています。最新の料金・営業時間は公式サイトでご確認ください。

券売機・利用区分とQRコード決済の表示

支払いは現金のほか、QRコード決済にも対応しています。PayPayや楽天ペイ、au PAY、d払いなどが使えるので、小銭を用意していなくても安心です。

手ぶらでの利用もしやすい施設です。シャンプーなどは備え付けがあり、タオルやハブラシなどのアメニティも券売機で購入できます。公式の案内によると、販売されているアメニティは次のとおりです。

  • ロゴ入りタオル:200円
  • ハブラシ:50円
  • カミソリ:50円
  • シャワーキャップ:50円
  • スキンケアセット(メイク落とし・洗顔・化粧水・保湿クリーム):300円

また、靴箱や脱衣所のロッカーはコイン不要で使えました。100円玉を用意したり、あとで戻ってきたりという手間がないのは、地味ですが嬉しいポイントです。

ドライヤーは、訪問時は次のような状況でした。

  • 男性ドライヤー:VENUSIS VDM-1100 が設置
  • 女性ドライヤー:ReFa のスリムタイプが2台、ほかにもいくつかドライヤーがあったとのこと

仕事帰りや農作業帰りに、思い立って立ち寄れるのはありがたいですね。

風呂上がりも居心地がいい

この施設、風呂上がりの過ごし方も充実しています。

待合スペースには、ゆったり座れるベンチソファに加えて、畳敷きのくつろぎスペースもありました。

さらに、漫画コーナーも。ワンピースなどの人気作が並んでいて、湯上がりに涼みながら読みふけってしまいそうです。

外のテラス席にも出られて、訪問時は映画が放映されていました。阿蘇の景色を眺めながら、外の風に当たってのんびり過ごせる空間です。

待合のベンチソファ、漫画コーナー、畳のくつろぎスペース、阿蘇を望むテラス席の夕景

売店「KONOKAYU COLLECTION」もチェック

館内には、売店「KONOKAYU COLLECTION」もありました。「ここでしか買えない 南阿蘇の逸品」をテーマに、地元の食品やスキンケア用品などが並んでいます。湯上がりに、お土産を眺めて回るのも楽しい時間です。

売店 KONOKAYU COLLECTION の棚

宿泊もできる

木の香湯は日帰り入浴だけでなく、南阿蘇フィールドホテルとして宿泊も可能です。円筒形のキャビン、ドーム型テント、ガラス張りのスイートなど、全室から阿蘇の広大な景色が望めるとのこと。

ガラス張りの宿泊棟・夕暮れにライトアップされた様子

日帰りでこれだけ良かったので、いつか宿泊もしてみたいと思っています。その時はまた、泊まってみたレビューをお届けできればと思います。

まとめ

南阿蘇に2026年3月リニューアルオープンした「木の香湯」。日帰り入浴は大人750円で、阿蘇を望む露天風呂とサウナを楽しめる温泉としては利用しやすい価格でした。

  • 阿蘇を望む露天風呂・サウナが気持ちいい
  • 泉質はナトリウム-硫酸塩温泉(傷の湯)で、血行促進・疲労回復に期待ができる
  • QR決済対応・コイン不要のロッカーなど、手ぶらでも使いやすい
  • 館内は新しく綺麗で、畳・漫画・テラス・売店など風呂上がりも充実
  • 朝7時から営業、宿泊も可能

後藤コーヒーファームで汗を流したあと、阿蘇を眺めながら温泉に浸かる。この組み合わせは、南阿蘇ならではの贅沢な時間でした。農園を訪れた日の様子は「コーヒーの花が咲いた」の記事でも紹介しています。

施設情報

項目内容
施設名木の香湯(このかゆ)
所在地〒869-1411 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰3636
電話番号0967-65-8113
営業時間7:00〜22:00(最終受付21:30)
入浴料金大人750円・小学生550円・未就学児無料(一般料金)/シルバー(70歳以上)550円/南阿蘇村民割引あり
支払い方法現金・QRコード決済(PayPay/楽天ペイ/au PAY/d払い など)
アメニティタオル200円・ハブラシ50円・カミソリ50円・シャワーキャップ50円・スキンケアセット300円(シャンプー等は備え付け)
ロッカー靴箱・脱衣所ロッカーともにコイン不要
サウナあり
宿泊南阿蘇フィールドホテル併設
オープン2026年3月28日リニューアル
駐車場あり

※料金・営業時間・アメニティなどは訪問時点の情報です。改定される場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。